江戸の後期、麹屋から始まった馬場本店酒造。
その昔、佐原には30軒以上の酒蔵がありましたが、現在唯一続いている酒蔵の一つです。
補強・修繕はされていますが、江戸時代から続く建物や道具などを見ることができます。
馬場本店酒造が扱うお酒の中で、一番いいものは大吟醸の「海舟散人」!
このお酒は明治時代に勝海舟が数ヶ月間滞在したことから、このような名前が名付けられたそうです。
また、一番古いものは最初麹屋から始めたということから「麹善」。
数ある商品の中でも、人気商品はやはり醸造アルコールを添加していない純米酒「すいごうさかり」のお酒。
ですが最近では、みりんの「最上白味醂」が有名になってきており、多くの賞を取られた商品の1つでもあります。
他にも、焼酎の「でぼけ」はとても珍しく要チェックな商品です。
というのも、この「でぼけ」は酒とみりんの粕を再発酵して蒸留したものを使って作られています。
このみりん粕を使って焼酎を作っているのは馬場本店酒造だけ!
みりん粕が入ることで、甘い香りや口当たりがします。
馬場本店酒造ならではのこちらの商品はぜひ飲んでいただきたい逸品です。
<馬場本店酒造の酒蔵見学をしたい方へ>
見学は要予約となっているで、事前に連絡をすることを忘れずに!
また、馬場本店酒造さんは朝の5時から仕込みされてらっしゃるので、お話を聞きたい方は午後の時間帯に行かれることをおすすめします。
ぜひ、江戸時代から15代続く酒蔵をその歴史を感じながら見学を楽しんでみてはいかがでしょうか。